涼宮ハルヒの覚書

涼宮ハルヒシリーズの小説・アニメ・その他関連することに関する覚書(メモ)です。

『涼宮ハルヒの分裂』『驚愕(前)(後)』読書メモ(考察)。

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

 

先日掲題の3冊を久しぶりに読み終えました。いやー面白かった! 今回、気付いたことや思ったことを忘れないうちにメモしておこうと思います。

自分用のメモなので読んでも何のことだか分からないかもですが、ご関心のある方は読んでみていただいてもいいかもしれません。そして気になったことや意見、感想、反論など、コメント欄やツイッターにてじゃんじゃんお寄せください。

なお、以下完全に読後の方のみを対象としていますので、まだ読んでねーよ! という方はこれを機に早く読んでください。さあ! 早く!!

 

それでは以下、レッツゴー!

 

Q.「ハルヒは分裂によってキョン長門を守ろうとした」という古泉くんの解釈は合ってるのか?

 実際、長門の任務はいずれ終わるので守る必要はなかった(長門を早く治したかったにしては5日間は長すぎる)。ただし、情報統合思念体と天蓋領域の対話がハルヒの世界分裂と再統合によって中断した、もしくはそれがなければ中断しなかったのであれば辻褄は合う。なお、そのような条件は作中では描かれていない。

 「キョンが敵勢力の意のままになっていたかも」という古泉くんの仮説についても、藤原の説明を真とするのであれば、敵勢力の意のままにキョンハルヒの能力譲渡に応じてもキョンハルヒもそれで御役御免なので特に気にする必要はないはず。

 藤原が何がしか嘘を言っていてハルヒがそれを見抜いている可能性はある。また、藤原が目的を完遂し未来が変わることで他の障害が生じる恐れもある。特にみくる(小)がこの時代に来られなくなるかもしれない。むしろみくるを守った可能性はある。なお、そのような条件は作中では描かれていない。

 ハルヒの能力が故意に移譲される=意のままになることをキョンは快く思っておらず、そうさせないため、ということであれば辻褄は合う。

 上記の通り、古泉くんの解釈は合っていてもおかしくはないが、間違っているとも考えられる。

 

Q.何故ヤスミは電話をかけてきたのか?

 本来佐々木が電話をかけてくるタイミングで先に電話をすることで佐々木のキョンへの電話がつながらず、佐々木団の中での佐々木とキョンの関係の重要性が低下し、佐々木→キョンへの介入が減る。結果としてバタフライ効果的にαとβの世界分岐が生まれる。αの佐々木団に動きが見られなかったのもこれが理由と思われる。ハルヒは電話一本で世界を分裂させていた。

 「じゃあ世界分裂と再統合などせずともよかったのでは?」とも思われるが、藤原はハルヒの能力が存在するうちに時空改変を行う必要があるため、一時的に佐々木とキョンを遠ざけたとしてもいずれ何らかの行動を起こす。そのため、αでできた1週間を用いてキョンやヤスミやSOS団団員たちが何かをし、結果的に藤原の計画を破綻させる必要があった。

 

Q.ハルヒの無意識は何故ヤスミを作り出したのか?

 ハルヒが最終局面でやったことといえば、ヤスミを通じて佐々木製閉鎖空間に古泉くんを召喚したことと、2人のキョンを融合させたこと。ハルヒ製閉鎖空間と神人を生んだことくらい。直接的に藤原の計画を止めたのはキョン(佐々木への能力委譲に同意せず佐々木にそれを促さず、殺されかけたハルヒを救った)と古泉くん(赤玉大爆発で藤原を退けた)何がしかの理由でハルヒの無意識は直接藤原を止めることはできない模様。できるならこんな事件起きていないはず。

 また、キョンや古泉くんを促すのであれば、自分自身が分裂するか、単に「渡橋泰水」と署名した手紙を下駄箱に入れるだけでもよかったはず(少なくとも古泉くんは「わたしはすずみや」に気付いて指示に従うはず)。

 ここから察するに、ハルヒには別の姿を借りてでもキョンに対面で伝えたいことがあったと考えられる。

 

Q.何故ヤスミの名前が正体のヒントになっているのか?

 ヤスミが最後まで自分の正体をキョンに明かさなかったことや、長門がヤスミの正体について「知らない方がいい」と判断したことから考えても、ハルヒはヤスミの正体が自分であるとキョンにばれてほしくないと内心考えていると思われる。

 そのため、キョン自身に気付いてもらうというよりは、長門や古泉くんに気付いてもらうことを意図していたと考えられる。

 なお、長門や古泉くんが終盤したことといえば、三重結界で九曜のハルヒ殺害を制止したこと、赤玉大爆発で藤原を止めたこと、キョンハルヒを助けるよう促したことくらいと思われる。 

 

Q.ヤスミの名前のアナグラムはアルファベット分解する必要はあったのか?

 「わたはしやすみず」→「わたしはすずみや」と、ひらがなのままでも答えに辿り着ける。何故古泉くんがアルファベットにまで分解したのかは

 

Q.ハルヒは結局自分で夕食を作っているのか? 作っていないのか? 

togetter.com

 こちらのまとめ参照。どらすとさんありがとうございます!

 まとめると、

・通常なら自分の家庭事情を話さないが、βでは長門の看病に気を取られていたこともあり、自分から「自分の母親は味音痴なのよ」という事実を言った。自分の料理の腕は確かでありこれで長門の病気もすぐに治る、と長門を安心させたかった意図もあったのかもしれない。

・自分から言ったβと異なり、αでは一応他人であるキョンに「お前のオカン味音痴だろ」と言われた(βと状況がかなり異なる)。外働きをしていて料理が苦手だが毎晩夕食を作ってくれている母親の名誉のために、嘘を言って自分が手伝ってることを隠した。αで自分の母を悪しざまに評したことに対する自己嫌悪感が内心あったのかもしれない。

・αとβの差異そのものにキョンへの「世界は分裂している」という違和感を与えるためのヒントだったのかもしれない。ただし、結局キョンは世界が再統合されるまで分裂に最後まで気付いていないため、効果はなかったと思われる。

 これらのことから確かに言えるのはハルヒにも嘘をつく程度には二面性があるということ。キョンが見たまま、理解した通りの人柄や思考だとは言えない、という具体例となっている。

 

『分裂』『驚愕』の人物の二面性

 本作では「実は九曜と付き合っていた谷口」「実は鶴屋さんを慕っていた国木田」「実は過去にハルヒと知り合いだった佐々木」など、既存キャラがキョンの知らない面を持っていたことが明かさせるという展開が多い(そしてその多くが人間関係に関するものである。(「実は後輩萌えだったみくるちゃん」「実は投球が上手かった古泉くん」などの例外はあるが)。世界が二つに分裂するように、人物にも二面性があるということが何度も描かれている。特に国木田の件などは物語に直接絡む要素ではないため、この二面性を強調するため、もしくは後に続くシリーズへの伏線として盛り込まれていると考えられる。

 ということは、本作で謎のままになっている要素も、人物の人間関係に関わる二面性という点から考察することで解が見えるかもしれない。

 

 Q.ハルヒは何故世界を分裂させたのか?

 

ハルヒがヤスミという仮の姿を通じてキョンに伝えたかったこと

ハルヒの無意識が直接藤原を止めることができない理由

・ヤスミの正体がキョン以外にはバレてもキョンにはバレてほしくなかった(長門が「知らない方がいい」と判断した)理由

 これらの理由が、ハルヒの二面性という点から説明できる可能性があると思われる。以下、それについて考察する。

 

(つづく)

ハルヒに影響を受けた有名人一覧(メモ)。 ※201804081530追記 #haruhi

※201804081555 広瀬まどかさんを追加。
※201804081530 長島☆自演乙☆雄一郎さん、えなこさんを追加。
※201804081505 らっぷびとさんを追加。
※201804081430 HISASHIさん、えれっとさんを追加。

今度SOS団東大支部で「ハルヒに影響を受けた有名人特集」(仮)をする予定なので、そのための覚書をしておこうと思います。特集では単にまとめるだけでなく、ものすごく強い影響を受けた方には思い切ってインタビューもしようかなんて考えていたりします。

以下、「ハルヒがなければ今の自分はない、というレベルで影響を受けた人」「結構影響を受けて、何か作ったり発表したりした人」「有名人でハルヒ好き、という人」という3段階で、私の知っている情報をメモしていこうと思います(基準は独断)。

もし「この人もそうだよ!」という方をご存知でしたら、東大支部の上記ツイートへのレスか、私までご連絡くださいませ。

 

それでは以下、レッツゴー!

 

ハルヒがなければ今の自分はない! というレベルで影響を受けた人

・涼宮あつきさん @atsuki_suzumiya

リアルアキバボーイズの涼宮さん。名前から分かる通りハルヒに影響を受けて上京してストリートダンサーになった。以下のコメントが熱い。

このアニソンで踊りたい~アニソン・ダンス・クラシックス30~(DVD付)

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松村沙友理さん

乃木坂46所属のアイドルさん。wikipediaには書いていないけど、みくるちゃんが好きすぎてアイドルになったとのこと。

私の憧れの人はやっぱりアニメのキャラクターで、『涼宮ハルヒの憂鬱』の朝比奈みくるちゃんです。本当に守ってあげたくなるような女の子で、あんなカワイイ女の子にずっとなりたいなあと思っていて。

周りのみんなからはモーニング娘。さんやAKB48さんに憧れてって話をよく聞くんですけど、私の場合はみくるちゃんがいるから今の松村沙友理があるんです。

これまた熱いコメント。この原文も読みたいなあ。FNS歌謡祭2017もヨカッタ。。

https://7gogo.jp/matsumura-sayuri/3417

松村沙友理写真集

松村沙友理写真集

 

 

芹澤優さん @iRis_s_yu

声優さん。wikipediaによると『涼宮ハルヒの激奏』を見て声優を志したのだとか。初のソロライブのお誕生日に平野綾さんが登場してデュエットしたりしていましたね。

愛してるとか! イイネイイネー

YOU&YOU BD付

YOU&YOU BD付

 

このCDの特典DVDにデュエット版『冒険でしょでしょ?』が収録されているそうです。 

 

□結構影響を受けて何か作ったりした人

・福原慶匡さん @fukuhara_ystd  『けものフレンズ』プロデューサー。アニサマ2017でのツイートから。

 

亜咲花さん @AsakaOfficial アニソン歌手『ゆるキャン△』のOPなど。『ハレ晴レユカイ』でアニメの概念が変わったのだとか。

mora.jp

SHINY DAYS(ゆるキャン△盤)

SHINY DAYS(ゆるキャン△盤)

 

 

かきふらいさん 漫画家。『けいおん!』など。同人シリーズ『SOS団、つめちゃいました。』を書かれていました。

けいおん! (1) (まんがタイムKRコミックス)

けいおん! (1) (まんがタイムKRコミックス)

 

 

柳本光晴さん 漫画家。『響 〜小説家になる方法〜』など。ミハル名義で同人シリーズ『ハルヒかわいい』などを書かれていました。

 

筒井康隆さん SF作家。ハルヒ好きが昂じて『ビアンカ・オーバースタディ』を執筆。イラストにいとうのいぢさんを起用。

 

蒼山サグ さん @SagAoyama ライトノベル作家。『ロウきゅーぶ!』『天使の3P!』など。wikipediaによると、アニメ版ハルヒを見てラノベ作家を志したとのこと。

タグを見るに、原作とアニメにハルヒネタがあったのかな??

 

大川ぶくぶ さん @bkub_comic 漫画家。『ポプテピピック』など。pixivにハルヒの漫画を多数あげていて、『ポプテピピック』第8話のOPのクレジットによると西宮出身の宮っ子でもあるそうです。

星色ガールドロップ コミックアンソロジー (WINセレクション)

星色ガールドロップ コミックアンソロジー (WINセレクション)

 

 

桃月なしこさん @nashiko_cos  現役ナースのグラビアアイドル。よくハルヒコスをされていました。以下のヤンマガはなしこさん表紙号!

 

 

 

佐藤純一さん @jsato_FLEET 作曲家、『小林さんちのメイドラゴン』主題歌のfhánaのリーダー。以下のインタビューによるとハルヒ大好きとのこと。

realsound.jp

fhána blog » 「長門有希」キャラクターソング“探していた風景”を作曲!│佐藤

というか、『長門有希ちゃんの消失』の長門のキャラソンの作曲していました。当事者でした。。消失を6回見に行くレベルでハルヒ好き。2010年頃からちょくちょくハルヒ関連のツイートをされており、かなりのハルヒファンの模様です!

 

えれっとさん @eretto_ 漫画家、イラストレーター。みんなご存知『にょろーん☆ちゅるやさん』を生み出したお方。こちらももはや当事者な気もしますが、同人からハルヒ公式にアップしたということで。

 

らっぷびとさん @rapbit_rapstar ミュージシャン。『さよなら絶望先生』の主題歌リミックスが有名な方だそうですが、キャリアの初期はハルヒ曲を数多くリミックスされていたり、ハルヒアニメ化10周年の時に改めてリミックスされていたり、愛の深そうな方です!

人として軸がぶれているらっぷ(カバー)

人として軸がぶれているらっぷ(カバー)

 

 

長島☆自演乙☆雄一郎さん @jienotsu キックボクサー。数々のコスプレを披露されていますがハルヒも大好きらしく、ハルヒ長門、みくるちゃんもおさえられています。

長島☆自演乙☆雄一郎 ~アニソンDJでおっつおつ!~

長島☆自演乙☆雄一郎 ~アニソンDJでおっつおつ!~

 


長島☆自演乙☆雄一郎「涼宮ハルヒ」応援コメント

 

・えなこさん @enako_cos コスプレイヤーハルヒきっかけでアニメやゲームにはまったとのこと。最初のコスプレもハルヒだそうです(見てみたい)。

lineblog.me

――それはすごい。えなこさんがコスプレを始めたきっかけを教えてください! 

中学1年生のころに深夜アニメが全盛期で『涼宮ハルヒの憂鬱』というアニメにハマって。ちょうど私がオタク化したころに、コスプレイヤーの友達から「良かったら一緒にイベント行かない?」って誘われて、盛り上がって行ったのがきっかけです。  

 

 

 

□有名人でハルヒ好き、という人

尾崎由香さん @yuka_bushi  『けものフレンズサーバル役。アニサマ2017でのツイートから。

 

小野早稀さん @OnoSaki1126けものフレンズ』アライグマ役。アニサマ2017でのツイートから。

 

諏訪ななかさん @suwananaka ラブライブ!サンシャイン!!松浦果南役、どちらかというと後藤邑子さんファン。

 

山本彩さん @SayakaNeon NMB48のアイドル、歌手。高校時代に『God Knows...』を練習されていたとのこと。FNS歌謡祭2017では長門ポジションで出演。

山本彩 LIVE TOUR 2017 ?identity? [Blu-ray]

山本彩 LIVE TOUR 2017 ?identity? [Blu-ray]

 

 

辻真先さん @mtsujiji SF作家、脚本家。原作選考の段階から推してた! とご本人から聞きました。

僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人4

僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人4

 

 

山本弘さん @hirorin0015 SF作家。『憂鬱』が非常に面白かったがこれは受けないだろうと当時思った旨、何度か書かれています(1回は下記の本だったはず)。

オトナアニメ Vol.1 (洋泉社MOOK)

オトナアニメ Vol.1 (洋泉社MOOK)

 

 

・HISASHIさん @HISASHI_ 歌手。ハルヒに限らずサブカル好きで、ムック本『別冊カドカワ×GLAY』では杉田智和さんをゲストトーク相手に招き、ハルヒトークをしています。

別冊カドカワ×GLAY

別冊カドカワ×GLAY

 

 

・広瀬まどかさん @hirose_madoka 漫画家。『みみみっくす!』など。『今日もハレ晴レ!』シリーズなど、ハルヒ本をかなり出されていたようです。

みみみっくす!: 1 (百合姫コミックス)

みみみっくす!: 1 (百合姫コミックス)

 

 

 

今のところ以上です。どんどん追記していきたいのでみなさんの情報をお待ちしています!

 

 

□過去の記事

haruhimemo.hatenablog.jp

haruhimemo.hatenablog.jp

『涼宮ハルヒの獄音』よかったところ・もやっとしたところ・これからのこと。 ※201607101130追記 #haruhi

※201607101130 イベントレビューだけ読みたい方のために少し構成を変えました。

涼宮ハルヒの獄音』、みなさんお疲れ様でした! 今立川から帰宅しました。ここ数日のハルヒ情報ラッシュで体力的にぐたっりしているのと、イベント後の気持ちを整理できていなかったので感想のたぐいのつぶやきは控えていたのですが、以下、じゃんじゃん書いていきたいと思います。

「論」ではなく、あくまで感想レベルなので、読んでいて「?」となるかもしれませんが、視聴直後のホットな感想としてご容赦ください。

 

オールウェルカム大満足というレビューではないので、せっかくのイベントにウダウダ言われたくない方はここらで退避してくださいませ。もちろん私なりには建設的な話になってると思いますが、念のため。。

 

とはいえ、現地の様子が知りたい! というレビュー希望の方もたくさんいらっしゃると思うので、少し構成を変えました。

以下「□よかったところ」はイベントレビューも兼ねてますので、気軽に読んでいただいて大丈夫です。
「□もやっとしたところ」以降は多少批判もありのキチガイブログですので、閲覧は自己責任でお願いします。

 

 

□よかったところ

◇本編開始前

・劇場内にファンの皆さんからの花束が。珈琲店ドリームさんやその常連さん、SOS団東大支部からも。支部長すげえ!

・冒頭、平野さんの声で会場アナウンス。いきなり不意打ちパンチ効かせてくるのいいと思います。渡米前に残したものはこれだったのね!(ニコ生ではここ流れなかったらしいのでBOXまでのお楽しみですね)。

スターウォーズ風の谷川流先生&いとうのいぢさんのコメント。SFリスペクトな作品だし、こういうパロディもいいと思います。俄然、映画が始まるって感じがしたし。

・先生の「それでは、またっ」も、続刊が出ていないことへの遠慮とかなくてよかったですw(驚愕のあとがきとか謝り倒してかわいそうだったので。。)「またっ」とか言われたら期待しちゃいますが、まあ期待しておきます。

 

◇本編

・本編時系列順。見る前は放送順がいいなと思ってたけど、結果的にはこっちの方が正解でした(理由は後述)。

・映像は一気見仕様のため最初と最後以外OP・EDカット、テロップもカットという微修正版でした。本作はEDのテロップにも工夫があるのでそれを切るのには判断が必要だったと思うけど、結果、一気見作品として見やすくなっていて英断だったと思う。

・大画面で見た恩恵で、これまで気づかなかったキャラの動きやレイアウトに気づかされることが多かったです。たとえば、退屈で試合中、後ろの方にいるハルヒがパタパタしたかわいい動きをしてるのとか、これまであまり意識してなかったです。

・音に関しては、全編通して特に自然音(風の音とか鳥のさえずりとか)とガヤの臨場感が上がっていました。特に教室シーンでは本当に教室の中にいるような感じがしてよかったです。

・戦闘シーン(IVとかVとか)やアクションシーン(VIとか)は、やはり音の効果が大きく、迫力アップしているように感じました。

・特に音の恩恵を感じたのは最終4話。以下個別にコメントします。

・「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」では、通り過ぎるバイクの音とかが大迫力になってたり、町の喧騒が普通に入っちゃってたり、みくるちゃんがお辞儀したときに下向いたせいで音が小さくなったり、音を使った笑いのオンパレードでした。特にセリフにバイクの音が盛大にかぶったのは笑いましたw

・「ライブアライブ」のライブシーンはマジで最高of最高でした。楽器の音もハルヒの声もお客のガヤも全てがパワーアップしていて、本当にライブシーンにいるかのような印象でした。つーか2曲だけでいいのでライブシーンだけの円盤出してくれ、と思いました。あまりに音がいいので、作画まできれいになったような錯覚を覚えましたね。「あれ、京アニさんハルヒに汗書き足した?」って本当に思ったもんなあ。。これだけでボックス買う価値あるかも? と思いました。

・「射手座の日」は宇宙艦隊戦の爆音とクラシックが、これまた極上音響上映にマッチしていました。これも期待以上でした。

・最後の「サムデイインザレイン」は日常回だから映画館で見てもなあ…と思っていたのですが、実際には隣の演劇部の声がかなり聞き取りやすくなっていてこれまた満足度高かったです。会場でも一番笑いが起きてたから、みんな「へえ、こんな声入ってたんだ!」と思ったんじゃないかな。

・というわけで、思いのほか最後の4話の満足度がそれぞれ別ベクトルで高かったので、時系列順での上映で正解だったなと思いました。

・エンディングは10tHのロゴにハレ晴レユカイフルバージョンを組み合わせたリミックス版。一瞬ループがぎこちないところがあったけど、全話のスタッフスクロールもあって映画を見た後のような満足感がありました。

・最後は「good-bye for now...」と出てきてエンド。「また次回お会いしましょう」くらいの意味だそうです。がっつり終わらせてこなかったのはよかったw

 

◇トークショー

・一番うれしかったのは後藤さんが元気だったこと! 前に勢ぞろいした時よりも元気な気がしました。これは本当によかった。。。

・同じくらいうれしかったのは小野さんのメッセージ。まだ古泉やりたいという主旨だったと思うけど、ほんと「あなたの口からその言葉が聞きたかった…!」というメッセージだったので感無量でした。

(以下かなり個人的な話です。なんとなく小野さんは「ハルヒ」という作品を好きじゃないのかも? とこれまで不安に思ってたのです。というのも、「追想」の動画コメントでもちょっとゆるい雰囲気だったし、古泉くん役でキモキャラ? ポジション獲得してしまったって言ってたし、今や名のある主役の数々をこなしてるのに「ハルヒ」では主役ではないし…他にもいろんなちょっとしたことから不安を感じていたので、今回お世辞でも「もっと古泉を演じたい」「みんなでハルヒやりたい」と言ってくれたのは、本当に本当に嬉しかったです)

 

イベントレビューはここまでです。

以下、グダグダ言われたくない人はお目通しにならないでください!

 

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「深夜アニメ発映画興行記録」を分析してみた(ラブライブとかアイマスとか消失とかの興収の話)。 #haruhi

昨晩、上記のようなつぶやきがどこからか流れてきました。

これを見て「ラブライブってすごいんだなあ」と素朴に思いつつも、はて、消失ってこの程度だっけ? とも感じました。

単にこの数字だけ見ると、数ある作品の中で「そこそこですなあ」という程度の印象ですが、当時の実感としてはもうちょっと盛り上がりがあったような…

 

というわけで、上記作品群について各種数字を調べてみました。数字や表やお金の話がニガテでない方は以下からどうぞ。

 

f:id:ishijimaeiwa:20151117140133p:plain

サラリーマンの大好きなExcel表です。

なお、各種数字はwikipediaの各ページからこれだろうというものを拾いました。間違いなどありましたらご指摘くださいませ。

 

こうして見てみると、確かにラブライブ! の28億は驚異的です。

というか、アニメと特撮を除く普通の邦画は、ヒット作と言われるようなものでも10億以下が普通なので、アニメに限らず映画全体で見てもかなりすごい数字ですね。

 

なお、下記のサイトによりますと、歴代映画の中で28億とタイなのは「ターザン」(1999)、「少林サッカー」(2002)、「ヴァン・ヘルシング」(2004)、「名探偵コナン 銀翼の奇術師」(2004)、「沈まぬ太陽」(2009)、日本国内歴代総合興収ランキングでは333位になるようです。ラブライブ! はまだ上映中なので最終的にはもっと上になりそうですね。

 

日本国内歴代総合興行収入ランキング 1位 - 100位 - 映画ランキングドットコム

 

一方、ハルヒ関連で目を引くのは、その上映館数の少なさです*1

涼宮ハルヒの消失」は、数ある深夜アニメ発映画の中でも、かなり上映館数が少ないところから、そこそこの数字を出しています。

この点を鑑み、興収を上映館またはスクリーン数で割った数字、つまり、その映画を上映することで1館(またはスクリーン)あたりどれくらい興収があったか=賑わっていたか、という数字を出してみたいと思います。

 

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こうして見るとハルヒはぶっちぎりです。

最初に勇気をもって上映を決めた24の映画館はウハウハだったでしょうね。かくいう私も池袋シネマサンシャインに公開直後に4回見に行きました。

 

ただし、ここにも数字の罠があって、ここで取り上げられている「上映館/スクリーン数」というのは、封切直後に上映した映画館またはスクリーンの数であり、封切後上映を決めた映画館の数は入っていないのです。

 

というわけで、最終的に何館/スクリーンで公開したのかという数字も追ってみました。

 

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タイバニとサイコパスは残念ながら最終的な上映館数の数字が探せなかったので、リストから外しました。ファンのみなさんゴメンナサイ。

 

「上映館/スクリーン数(最終)」という項目で、はてなマークがついていない数字は、映画の公式サイトやwikipediaなどで見つかった数字です。

はてなマークがついている数字は、残念ながら数字が見つからなかったので、映画の公式サイトの「上映映画館一覧」などのページに掲載されていた映画館の数を手数えしました。

けいおん! の「倍近く」というのは、wikipediaの該当のページにそう書いてあったのでそのまま記載しています。

 

だいたいどの映画も封切時から順次公開映画館を増やしていくわけですが、この封切時と最終の数字が離れていれば離れているほど「当初ヒットを期待されていなかったけど、人気があったから広まった」と言えそうです。

その伸び率で言えば、けいおん! が2倍弱、アイマスが2倍強、マクロスFが4倍弱、消失が一番率が高く4倍強、他は1.5倍程度のようです。

 

せっかくなので、最終的な1館/スクリーンあたりの平均興収も表にしてみました。

 

f:id:ishijimaeiwa:20151117143317p:plain

本当はこの他にも上映期間などの数字や来場者特典なども参照したくなるのですが、今回はひとまず置くことにします。

 

こうして見ると、なんだかんだでやっぱりラブライブはすごいという話になります。ハルヒも結局100館以上で上映していたので、平均してみるとまあそこそこなわけですね*2

 

というわけで、単純に数字で見てみると「涼宮ハルヒの消失」は、現在から振り返ってみれば「期待に比べてはまあヒットした作品」ぐらいの評価が妥当なようです。

 

 

一方、今回数字を見てみて感じたのは、ハルヒのすごさは「単館系映画なのに、期待に反してヒットした」というところそのものにあったのだな、という再確認でした。

 

というのも、2010年といえばたった5年前ではありますが、当時は深夜アニメからヒット映画が出るということはあまりなかったわけです。

(マクロスFも深夜アニメでしたが、こちらはどちらかというと深夜アニメというよりはガンダムエヴァンゲリオン等のロボットアニメの系譜で、そちらの系譜での映画のヒットはそれ以前にもありました)

ハルヒラノベやアニメがいくらヒットしていたとはいえ、元々地方局の番組であり*3、漫画ならいざ知らずライトノベルという年配にはよくわからないものが原作ということもあって、映画関係者から冷ややかな目で見られていたことは想像に難くありません。全国24館からのスタートという数字がそれを物語っています。

 

ところが、大方の予想を覆して「涼宮ハルヒの消失」は公開初日から大盛況。遅れること上映を決定した映画館が、私の手数えによりますと2月の封切以降、3月に6館、4月にも6館、5月になってから29館、6月に30館とどんどん増えていったわけです。そのせいで、冬の話なのに暖かくなってから見に行った人も多かったのではないでしょうか?

 

ハルヒの成功をけいおんがしっかり引き継ぎ、「深夜アニメはヒットする」という認識を映画関係者も持つようになったため、その後の深夜アニメ発映画も、そもそもヒットを期待されて潤沢な上映館/スクリーン数で公開できるようになっていった、ということかと思うのです*4

 

地方局から全国でのヒット、YouTubeやニコ動への展開など、メディアを超え期待を上回ってきたハルヒが、映画の世界でも常識を壊して「深夜アニメの映画はヒットする」という今につながる新しいスタンダードを作ったという軌跡が、件の数字とその背景から見て取れました。

 

 

数字だけ見ると「なんだハルヒ結構しょぼいな!」ですが、上記の通りファンとして誇りを持てる素晴らしい作品だったんだな、と思った次第です。

 

 

おわり。

 

 

涼宮ハルヒの消失 限定版 [Blu-ray]

涼宮ハルヒの消失 限定版 [Blu-ray]

 

今回のブログ記事ではあくまで数字のみを取扱い、作品の内容については触れませんでしたが、当然作品としても面白いので、「涼宮ハルヒの消失」未見の方はぜひ見てみてください。

 

ただ、ストーリーの都合、少なくとも以下の作品を見てからご覧いただくのがよろしいかと思います。

 

涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ (第1巻) 限定版 [DVD]
 

 大丈夫、面白いからすぐに終わります(強引なオチ)。

*1:館数とスクリーン数という数字はそれぞれwikipediaなどから引いてきましたが、一つのシネコンの3スクリーンで上映した場合、上映館数は1、上映スクリーン数は3となります。単純比較はできないことはご了承ください。

*2:なお、正確には8.4億という数字は2010年7月末までのものであり、8月以降も上映していた映画館は20館程度ありました。ですが、その多くが単日公開、長くても2週間程度の上映だったので、あまり大きなインパクトはなかったかと思います。

*3:今からは想像しにくいですが、ハルヒローカル局番組だったので、関東の人はリアルタイムで見られなかったんですよ!

*4:上記リストにはありませんが、今年公開の「心が叫びたがってるんだ。」は深夜アニメを中心にヒットアニメを生んできたスタッフによるオリジナル作品ということで、封切時のスクリーン数が142とのこと。こんなこと、5年前までは出来なかったわけです。ただし、期待だけでなく、ちゃんと興収10億超えの成果を出しているここさけも本当にすごいです。

ほぼハルヒの記事でした。→【アニソン】作詞家 畑亜貴のすごさを知らない奴は顔洗って出直して来い!

ure.pia.co.jp

 

タイトルを見て「私にとっては畑亜貴さんといえばハルヒだけど、やっぱ流行りのラブライブ! メインの記事だろうな」と思っていたのですが、読んだところ結構ハルヒメインの記事だったので、メモがてらご紹介しておきたいと思います。

上記記事では「冒険でしょでしょ?」の歌詞を取り上げて、畑亜貴さんの作詞について語っています。途中、何故か成人男性の全裸写真などが出てきますが、それが気にならないようでしたらぜひ上記記事を読んでみてください。

 

畑亜貴さんのすごさはまあ上記記事に同意なのですが、私からあえてもう一つ加えるとすれば、

 

f:id:ishijimaeiwa:20151029142849j:plain

畑亜貴 - Google 検索

 

クッソ美人さんです。

 

有能で仕事がたくさんできて美人でちょっと変わった不思議な人だなんて…神は何物を畑さんに与えたんでしょうね。

 

 

TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」OP主題歌 冒険でしょでしょ?

TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」OP主題歌 冒険でしょでしょ?

 

 

ED曲なのにOPかのように有名なハレ晴レユカイも、もちろん畑さんのお仕事。でも個人的には冒険でしょでしょ? も大好きです。映画「涼宮ハルヒの消失」で流れた時には震えたね…

ハルヒの力強さも繊細さも両方表現されてる文句なしの名曲です。アニメ本編はどっちかというと力強いハルヒの姿がよりフィーチャーされているため、それに比べるとやや繊細すぎるように感じるのですが、ハルヒの本当の姿はこの曲に表現されている通りだと思います(完全なる余談)。

「長門有希ちゃんの消失 ラバーパスケース」入手までの顛末(PROJECT ADORES 池袋店の場所や賞品レビューなど)。

きっかけはツイッターでの以下のつぶやきでした。

水珠トモさんがゲットされていたのは以下の賞品。まさにサムネになっている、ハルヒ&古泉くんのパスケースです。

hobby.dengeki.com

長門有希ちゃんの消失プライズ景品ですが、ハルヒグッズと言えなくもない…

なんかディフォルメ過多な気もするけど、ハルヒのビジュアルってそもそも原作のイラストと京アニのアニメ版とでも結構違うし、ハルヒちゃんももちろん違ってたし、その延長と考えればこれもハルヒグッズとしてアリと言えばアリ…

 

ということで、ハルヒ大写しのこのパスケースを入手すべく重い腰を上げたのですが、上記のようにモニョモニョ考えて2週間が経過してしまったためか、最寄りのゲーセンにその姿はありませんでした(腰重すぎ)。

 

なお、水珠トモさんはオンラインの遠隔操作でクレーンゲームが楽しめかつ景品も郵送してくれるという超近未来的ハイパーテクノロジーWebサイト「toreba」さんで入手されたそうです。

www.toreba.net

ただ、残念ながら私が見に行った時にはすでに長門有希ちゃん関連のグッズはラインナップから外れておりました。

 

入手できないとなると要不要にかかわらず逆にほしくなるもの。秋葉原まで足を延ばして探してきた際のエントリーがこちら。

haruhimemo.hatenablog.jp

ゲーセンかグッズ屋さんのどちらかにはあるだろうと高をくくっていたのですが、探し方が悪かったのか運がなかったのか、予想外にパスケースだけが見つかりませんでした。

 

入手できないとなると要不要にかかわらず逆にほしくなるもの。その後も新宿などを探してみたのですが、秋葉原にはなかったタオルなど発見するも、パスケースはやはり見つかりませんでした。Amazonにも同商品は陳列されず。ヤフオクにも(この時は)並んでおらず。世界が私とハルヒのラバーパスケースとの邂逅を阻んでいるかのような日々が過ぎました。

 

そんな中見つけたのが、めっちゃハルヒ好きそうなこちらのつぶやき。

遠慮している場合でもないので、速攻らーみあさんにお声をかけてどこで入手されたのか伺いました。遠方の方だったら聞いても意味ないよな…と思わなくもなかったのですが、プロフィール欄に「ほとんど池袋」と書いてあったので、一縷の望みに賭けました。

するとまあなんと、プロフィール通り池袋のゲームセンターにあったとのこと。場所や店名を教えていただき、翌日探しに行きました。らーみあさん、ありがとうございました!

 

その結果…

 

 

場所は池袋のサンシャイン60通りにある「PROJECT ADORES 池袋店」というゲームセンターの地下1階。池袋駅側からサンシャイン60通りに入って、東急ハンズと同じ並びの2つ手前のお店です。よく女性向けのキャンペーンをやっているお店ですね。少し前は Free!! をテーマにした喫茶店などもやっていました。

PROJECT ADORES池袋店|ゲームセンター(プライズ・音ゲー専門店)

クレーンのアームもそれなりに強く、良心的な設定でした。あまり得意でない人も、根気よくやれば落とせそうです。

 

私は当然上述のハルヒ柄のを狙っていったのですが、その過程で全4種のうち3種が落ちました。せっかくだから残ったひとつ(みくるちゃんのやつ)もついでに狙おう…と思ったのが運の尽きで、3種まで入手するのは2000円強でいけたのですが、最後の1つがなかなか取れず、結局4500円くらいかかってしまいました。引き際が肝心。でもまあ個人的にみくるちゃんをハブることはできないので、仕方なかったかな、と。

 

なお、長門有希ちゃんの消失関連のグッズは他にもありました。

書いてある通りですが、秋葉原では絶賛配備中のハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみですが、池袋のこのお店ではまだ入荷前の状態でした。

なんとなくの実感なのですが、グッズの入荷のタイミングは「秋葉原→新宿・代々木→池袋」という順に早い感じがしました。ある場所で見つからなくても、そこでは早すぎるor遅すぎるだけ、ということもあるようです。今置いていない地域の方も、根気よく探していればじきに配備されるかも?

 

余談ですが、20分ほど筐体の前で頑張る間、いろんな人が私の後ろの通路を行きかっていたのですが、女子大生や男子高校生などの集団が「あ、有希ちゃんだ」「有希ちゃんかわいいよね」と言っていたのが印象的でした。他人事なのになんか嬉しかったです。ありがとう、女子大生や男子高校生諸君。SOS団をよろしく!

 

で、入手できたのがこちら。

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一番のお目当てだったハルヒ&古泉くん。古泉くんがドヤりすぎて君誰? って感じの顔になっています。逆にハルヒの方はハルヒちゃんなんかではお馴染みの表情。

この二人だけをモチーフにしたグッズなんて、有希ちゃんの消失がなければ存在しなかっただろうなあ。

 

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最後の最後まで手を焼かせたのがこちらのみくるちゃん&鶴屋さん(の後頭部)。みくるちゃんの入浴シーングッズなのに微塵もエロくないぜ! 鶴屋さんに至ってはこれが鶴屋さんかどうか判別するのが難しいレベル。後頭部にツって書いてあるから多分そう。

 

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有希ちゃん&朝倉さんの海水浴。有希ちゃんのアニメでもそうでしたが、水着は昔の長門の(エンドレスエイトの時だっけ?)に似てる気がする! なんかこの有希ちゃんふとましくないか??

 

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有希ちゃん&みくるちゃん。アニメでもこのシーンのみくるちゃんはかわいかったですねえ。いい先輩なみくるちゃん、すごくいいと思います。有希ちゃんの方はこれまたハルヒちゃんなどで見たようなお馴染みの表情。

 

という全4種でした。

有希ちゃんが2回、みくるちゃんが2回、朝倉さん、ハルヒ、古泉くん、鶴屋さんが各1回ずつ登場しており、なんとキョンの姿はどこにも見当たりません。キョンファンの皆様は涙目ですが、今後のグッズ展開に期待しましょう。

 

で、パスケースを4つも入手してどうするの? という話ですが…

 

まあ、要不要にかかわらず、という自覚の下で取りに行ったので…

 

 

…部屋にでも飾ることにします…(※家人には怒られました)

 

 

 

以下余談。

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なぜか同じ台に陳列されていた、「今日も一日がんばるぞい」のセリフで一部で有名な*1漫画「NEW GAME!」のダイカットパスケースというもの。ハルヒのパスケースを狙う過程で5つも落ちてきました。アニメ化前なのにグッズ化しているなんて羨ましいなあ(?)。

 

NEW GAME! 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

NEW GAME! 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

 

 

NEW GAME! 2巻 (まんがタイムKRコミックス)

NEW GAME! 2巻 (まんがタイムKRコミックス)

 

 

*1:主人公の涼風青葉はこのセリフを1回しか言っていないのに、なぜかこのセリフで有名。

アニゲラ! ディドゥーーンでさらっとハルヒとキョンの名前を出す杉田智和さん(34)。

タイトルの通りですが「杉田智和のアニゲラ! ディドゥーーン」の2015年10月1日放送分をさっき聞いていてビクッとなったのでメモ。

16分30秒くらいからの「好きな女性主人公」のくだりにて。

 

別にまあ一瞬喩えで名前を出しただけなんですが、杉田さんはハルヒのアニメをやっている頃、あまりハルヒという作品について語りたがらなかった印象があるので、こうして公の場で作品の話をしてくれると嬉しいものがあります。

なお、ずっと「杉田さんハルヒのこと好きじゃないのかな…」と気にしていた私ですが、先日聞いた長門有希ちゃんの消失のラジオで当時あまり語りたがらなかった理由を杉田さん自身がちゃんと語ってくれていたので、今はもう大丈夫です(?)。杉田さん、ハルヒ嫌いじゃないです。

 

ということで、有希ちゃんのラジオなど、ハルヒ関連のラジオ系のメモも今後増やしていきたいところです。

 

涼宮ハルヒの憂鬱 キョン キャラクターソング

涼宮ハルヒの憂鬱 キョン キャラクターソング