涼宮ハルヒの覚書

涼宮ハルヒシリーズの小説・アニメ・その他関連することに関する覚書(メモ)です。

『世界を大いに盛り上げるためのその一・明日に向かう方程式覚え書き』 ※201606301410加筆修正 #haruhi

※201606301410 全体的に加筆修正しました。 

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

 

 

今日はこれまでのハルヒ関連まとめ記事やハルヒ関連ニュースではなく、エッセイ的なものを書こうと思います。

 

はっきり言って今夏コミ原稿で仕事で超忙しいのでこんなことをしている暇は全くないのですが、思いついてしまったものは仕方ないし、今書かないといけないことでもあるので、がんばって書きます。

なお、今回の記事タイトルは『涼宮ハルヒの憤慨』収録の中編「編集長★一直線!」で、ハルヒSOS団を永遠に存続させるために書いた論文? タイトルそのままですが、今回私が書きたいことに一応マッチしているので拝借しました。未読の人はぜひ読んでください。さっき少しチラ見しただけでぐいぐい引き込まれて結果1時間浪費しました(人のせい)。

 

で、今回書きたいのは、七夕の「完奏」発売や9日の「獄音」イベントを前に、ハルヒのファンが何ができるか? についてです。

※以下、個人的な考えをまとめただけのものですので、反対の考えを持っている方がいたとしても別にどうとも思いませんし、私が誰かに対すして命令や強制をしたいということも全然ありません。
※お金の話が多いですけど、私はこの件で誰かからお金をもらって宣伝をしているわけではありません。ステマじゃないよ!


ただ、「参考になった!」「背中押された!」「よしじゃあおれも!」という方が出てくれたら、個人的にはうれしいです。

 

それでは以下、レッツゴー!

 

getnews.jp

getnews.jp

 

7月9日に実施される一気上映イベント「涼宮ハルヒの獄音」、もちろんものすごく楽しみにしているのですが、これ、どう考えても運営サイド的には割に合わないイベントなんですよね。

 

以下、運営側(たぶんKADOKAWAのアニメかキャラクターの部門)がいくらくらい儲かるのかを考えてみましょう。

調べてみたところによると、塚口サンサン劇場の該当スクリーンは座席数約150だそうです。立川シネマシティのスクリーンは約300。合計して集客人数は450です。

 

チケット代は1枚3500円。収益は、完売したとして、たったの157万5千円です。

 

一方、支出はどうなるでしょう?

 

①立川シネマシティとサンサン劇場のスクリーン・会場使用料

Loppiなどチケット予約や発券システムの使用料

いとうのいぢさんの新規イラスト作成代

④鶴岡音響監督チームと各劇場スタッフによる音響設定ディレクション

⑤当日登壇の声優さん4名+司会の白石さんアテンド代

⑥当日参加できない平野さんとの仕込み代

⑦当日稼働するスタッフ人件費

⑧当日配布の10周年限定特製ボトルキャップ制作費

⑨ニコ生配信の人件費

などなど…

 

いくつかはバーターとかでどうにかなるのかな? というものもありますが、普通に考えれば150万円ちょっとでまかなえる規模のイベントではありません。特に⑦は外注するにしても自分たちでやるにしてもバカにならないはずです。

 

では、運営側が赤字覚悟でこのイベントをやるメリットはどこにあるのでしょう?

 

① ファンサービス

② 次の展開の宣伝

③ ①と②の間

 

まず①については論外です。ものすごくつまらない考え方ですが、事実上停止しているコンテンツのファンにサービスをしても、売るものがないので収益につながらず、企業として実施する意味がないからです。

 

次に②ですが、これも現状私はあまり期待していません。今後のハルヒ関連の展開でほぼ確定しているのは「フィーバー涼宮ハルヒの憂鬱」(パチンコ)のスロット版リリースだけです。

原作の谷川先生も動きがないようですし、京アニさんはしばらく予定が埋まっています。こちらは宣伝するものがないんですね。

(※もちろんですが、私の予想に反して谷川先生やどこかのアニメスタッフさんが動いてくれていたら、それ以上に嬉しいことはありません)

 

結果、帰着するのが③です。①と②の間というのは、端的に言うとマーケティングリサーチです。マーケティングなら別途予算がついているはずですので、ある程度なら赤字になっても問題ないはずです。

 

原作やアニメ再始動、もしくは、原作とアニメは動かせないにしても、ライブイベント実施やTVドラマ化など、他にもやれる新展開はいくつか考えられます。が、そこに踏み切るには「今さらハルヒでいけるの??」というエビデンス(根拠)が必要です。

昨年の『長門有希ちゃんの消失』アニメ化や「完奏」発売決定に伴うYoutubeコンテンツの公開、アニメガでの新グッズ発売など、公式の動きにはどこか「ハルヒでいけるの??」を伺っているように、私には感じられます。

 

www.youtube.com

www.bunkyodojoy.com

 

そして、AbemaTVでの最高視聴数獲得やそれを受けての「消失」放送、獄音のチケットの売れ行きとニコ生配信決定などから、公式はハルヒでいけるの??」から「いけるのかも??」程度には、ステップを上がったように感じるのです。

getnews.jp

getnews.jp

 

分かりやすく言い換えれば、公式から「ハルヒで新展開何かやっていいよね? いけるよね??」と問われているような気がするのです。

 

もしそうだとして、私たちにできることはあるでしょうか??

どうすれば「いけるからとにかくやれよ!!」と伝えられるのでしょう?

これがこの読み物の本題、「世界を大いに盛り上げるため」「明日に向かう」ために何ができるか、です。

 

私なりに考えたのですが以下のものです。

 
□AbemaTV『涼宮ハルヒの消失』が死ぬほど盛り上がる。

→AbemaTVさんの母体(テレ朝さんとサイバーエージェントさん) とハルヒの運営(主にKADOKAWAさん)とは直接関係はなさそうなので、AbemaTVがいくら盛り上がっても、直接的にはハルヒ運営の収益にはなりません。しかし、別組織だからこそ使用料などは発生しているはずで、ハルヒの番組が盛り上がることはハルヒの企業間での価値を高めるはずです。
極端な話ですが、「消失」がまたAbemaTVでナンバーワンになれば「なるほどネットメディアとハルヒは相性がいいんだ」という証拠になり、他の数ある国内外のネットメディアもアニメ展開するならハルヒは押さえておきたいよね、となってどこ見てもハルヒは見られる、みたいな状況に持っていけるかもしれません。

そうすれば新規ファン開拓にもなるし、KADOKAWA以外のライセンスホルダーにもその都度ライセンス料が入り「よしじゃあいっちょ何かするか」となる…きっかけくらいにはなるかもしれません。
というわけで、7月1日・2日に2回放送の「消失」は、視聴数やコメントで盛り上がるといいなと思います。

あと、噂によると消失の翌週から『長門有希ちゃんの消失』TVシリーズも放送されるそうなので、こちらも盛り上がるとなおいいですね。

 

□獄音のチケットがすごく売れる。

→これは達成済みとみていいでしょう。結果、ニコ生配信が決定しました。

 

獄音のニコ生配信がすごく盛況になる。

→ここがパンクして一般会員が追い出されるくらいだといい感じだと思います。また、事前のタイムシフト予約やURLの拡散数などもチェックされているかもしれません。当日コメントが盛り上がることも大事でしょう。

あと、まだまだ「獄音」がニコ生配信されることを知らない人も多いので、下記のニコ生チャンネルのURLをつぶやきに入れるのもいいと思います。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv267852490

live.nicovideo.jp

さらに言えば、上記サイト内にてハッシュタグ #涼宮ハルヒの憂鬱 が設定されているので、これをつぶやきの中に入れるのもいいかもしれません。

ただ、ここ最近のハルヒ関連の盛り上がりを察してか、エロ同人サイトがしきりにこのタグを使って宣伝ツイートをしてくるので、あまり効果的でないかもしれません。

逆に、力こそパワーの精神でファンの方の使用数がエロサイトを圧倒すればいいような気もします。

 

□ニコニコプレミアム会員に加入する。

→「高画質で見たい」「万が一にも追い出し食らいたくない」という人が、獄音のために1か月だけでも500円払ってプレミアム会員になれば、ドワンゴ的にも「お、何だこの今月の加入者数の増加は! ハルヒか! やっぱスゲーな!」となるかもしれず、しかもドワンゴは今やKADOKAWAと同じ会社なので影響がでかそうです。

「そんな風に思うかな?」ってところですが、そう思ったりしそうです。先日AbemaTVでのハルヒ一挙放送の放送日にAbemaTVのアプリDL数が200万に到達したのですが、ご担当の方も「ハルヒの影響かも」とおっしゃっていました。その後「消失」「有希ちゃん」の放送につながったので、その程度には影響はありそうです。

 

転売ヤーから獄音のチケットを買わない。

転売ヤーからどれだけ高い値段でチケットを買っても、運営側には1円も入りません。それにお金を使うくらいなら、上記の通りニコニコプレミアムに加入して500円払った方がいい影響があります。

 

□完奏やアニメガの新グッズを買う。

→別に上記二つだけでなくてもいいんですが、中古品や同人を買っても運営への影響力はありません。あくまで新品のグッズである必要があります。上記2つは公式の新商品ですので売れ行きもチェックされているでしょうから最適です。

完奏がものすごく売れたり、アニメガ新グッズが売り切れ連発になれば、KADOKAWAさん内部で「じゃあハルヒ関連でまた新商品出そうぜ!」ともっていきやすいでしょう。単純すぎる気もしますが、売れるものは売るのが商売なので基本そんなもんです。

 

ハルヒについてたくさんつぶやく

KADOKAWAさんはハルヒ関連でエゴサーチはしているようです。ハルヒ関連のつぶやきがどれだけあるか、そのうちポジティブなつぶやきがどれだけあるかはサーチされているとみていいでしょう。思いは胸に秘めるだけでなく「ハルヒおもしれえ!」「3期はよ!」と言葉にすれば、もしかしたら次のなにかにつながるかもしれません。

 

 

今寝ぼけた頭で思いつくのは上記のような感じです(「他にもこんなこともあるんじゃね?」という方は、ぜひお知らせください)。

 

要約すると、

 
・AbemaTV「消失」で盛り上がる

・ニコ生タイムシフト予約する

・ニコ生プレミアム会員に加入する(とりあえず1か月だけでもOK)

・完奏や新グッズを買う

ツイッターハルヒ愛をいっぱいつぶやく

 

こんな感じになります。

「モリアガレ」「カネ ツカエ」といった感じのドシンプルな結論です。書く意味あったんですかねこの記事。

 

公式イベントがあって運営スタッフが見ていて、新商品がある、今。今なら上記のようなアピールで、簡単に運営側に「いいからハルヒの新展開やれよ!」というメッセージを伝えることができます。

 

今こそ、ハルヒファンは世界を大いに盛り上げるために、明日に向かう必要があるのではないでしょうか。

私は上記の各項目を実行したり記事を書いたりしますので、みなさん各自「コレダ!」という方法でメッセージを伝えてみてください。

 

 

それでもし、ハルヒ関連の次のなにかにつながったとしたら…最高ですね!

 

 

(おわりです)