アニメ研究部を舞台としたアニメ語りアニメ「アニメガタリズ」の第2話にて、ハルヒのパロディシーンがありました。
これまたななみさんに教えてもらいました。ありがとうございます!
件のシーンは第2話「ツドエ、アニメガタリズ」のアバンタイトルにて、強引なお嬢様キャラ・上井草有栖(かみいぐさ・ありす)の意向で主人公・阿佐ヶ谷未乃愛(あさがや・みのあ)がアニメ研究部の部員勧誘をさせられるシーン。
Amazonプライムビデオ会員なら以下リンクから無料で見られますのでぜひどうぞ。
「新入部員募集といえばバニーガール姿に決まってるじゃありませんの」
ということで、『涼宮ハルヒの憂鬱II』のSOS団団員勧誘シーンのパロディです。この世界ではハルヒは常識なんですね。。
やらせる方が黒バニー、やらされる方が赤バニーというのも一緒です。というかバニースーツのデザインは完全に同じですね。
これだけなら見た目の上だけの話なのですが、
この辺りのシーンから、聞き覚えのあるBGMが…
ハルヒのBGMの中でも特に印象的な「おいおい」に非常によく似た感じの曲です。これは「アニメガタリズ」のサントラ発売の際にどんなタイトルになっているのか、楽しみです。
なお「こんなにモロで大丈夫?」と少し心配になりましたが、おそらく大丈夫です。何故かというと、
OPにクレジットされている通り、音楽制作はハルヒで楽曲を担当された神前暁さんと同じMONACAさん。会社単位で言えばセルフパロディみたいなものです。
それにどちらかというと、ハルヒでやった権利的に全然関係ないと思われる『タッチ』のパロディの方がずっとヤバイような気もします。
余談ですが、私の担当しているネットラジオ「植田益朗のアニメ! マスマスホガラカ」にて、本作の音響監督である長崎行男さんにゲストに出ていただきました。『KING OF PRISM』や『ラブライブ!』等でもご活躍の方ですが、最後の方で『アニメガタリズ』についても触れておいでです。
1時間くらいの長いトークですがむっちゃ面白いので、ご関心の方はぜひどうぞ(無料/要アカウント登録)。
閑話休題。
後のシーンでは、上井草さんと高円寺さん(左)がラノベ原作アニメについて語るシーンで「『涼しいある日の憂鬱』とか『ソールドアウト・オフライン』とか…」という形で、ハルヒっぽい名前も出てきました。
なお、教えてくださったななみさんによると、他にもハルヒのオマージュ的な要素が散見されるようです。
アニメガタリズ2話~ この黄色いリボンで察するべきでしたw pic.twitter.com/g1pMz72aXf
— ななみ/涼宮ななみ/涼宮ハルヒの憂鬱 (@nanami_twintail) 2017年10月16日
その部室のドア、そのスイッチ完全にあれに一致ですよねね、、ねっ pic.twitter.com/kcXyxLxop2
— ななみ/涼宮ななみ/涼宮ハルヒの憂鬱 (@nanami_twintail) 2017年10月16日
確かに、部室もハルヒの文芸部部室にそっくりですね。ボタンだけでなく、何と入り口のドアやドア上の小窓、壁、床のデザインもほぼ一緒なので、意識して見ると面白いですよ。
個人的な所感ですが、強引なヒロイン、読書キャラ、はわわキャラ、最後に入部してくるイケメン、しゃべる猫の他、中2病や肉など、属性コテコテのキャラ満載な作品だなあと思いました。
最初の4人+1匹はハルヒにも出てきますが、ハルヒの場合メタ的な意味で存在しているので、今時それそのものを出されるのはどうも…という気がしてしまいます。
キョンのような普通な人物の存在や、バニー姿でチラシ配りをしていると当然教師に止められる、など、ハルヒの方が妙にリアリティがあるんですね。単にハルヒの方が作品として変わっているだけとも言えるかもしれません。
今回はハルヒ特集でしたが、他にも様々なアニメからセリフやシチュエーションを持ってきているようなので、アニメ好きなら楽しめそうな作品です。
ご関心を持った方はぜひ見てみてください! Amazonプライムビデオの他、ニコニコ動画などでも視聴可能です。
アニメガタリズ-コンプリートBlu-ray BOX- [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: DMM pictures
- 発売日: 2017/12/25
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
□過去の記事