涼宮ハルヒの覚書

涼宮ハルヒシリーズの小説・アニメ・その他関連することに関する覚書(メモ)です。

ザ・スニーカーLEGEND発売! ネタバレ感想(小説以外のページ編) #haruhi

 

というわけで、本日10月31日発売のザ・スニーカーLEGEND、買ってきて読みました。いやあ、堪能しました。

 

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いきなり余談ですが、各店舗特典、今回はみくるちゃんクリアファイルがイチオシです。谷川先生の複製サイン入りブロマイドも、もらえる確率1/6で難儀したので感慨深いです。

 

閑話休題、さっそく感想を言いたい、語り合いたいところなんですが、まだ手に届いていない方、買いたくても買えない方も多いと思うので、1週間くらいはツイッター上でのネタバレは自粛しようと思います。

 

ただし、ブログでなら話は別だ!! 以下本の内容に触れながら感想を書いていこうと思います。本当は一気に全部書いてしまいたかったのですが、書ききれなかったのでこの記事では小説以外のページについてのみ触れていきたいと思います。

ハルヒオフ会に参加の方は目を通しておいていただけると会話がスムーズかも?

あともちろんですが、ネタバレNGの方は見ないように!

読まれた人は、内容についてツイッターなどで触れるのは1週間は待ってください。その代わり、この記事のコメント欄にはじゃんじゃん感想への感想をお願いします! さっそく語り合おうぜ!!

 

あと、なんとR18要素があるので18歳以下の方はおとなになってから!

 

 

それでは以下、ネタバレOKの成人の方のみレッツゴー!!

 

 

 

 □表紙・背表紙・裏表紙

表紙と背表紙は事前に確認していたからいいとして、まず驚いたのが背表紙。後述しますが、DMM GAMES のPC/スマホゲーム7種とハルヒが11月5日よりコラボスタートです!

イベントに先立つ形になりましたが、予想が一部的中しました。本当はグラブルやシャドバ、コトダマンあたりがよかったのですが、DMM×KADOKAWAといえば艦これのヒットもあるので、少し調べて場合によってはプレイしてみようと思います。

今度のイベントではこれらゲームの話が最新ニュースの話題の中心になるんじゃないかな?

 

□あの人によるSOS団描き下ろしイラスト

これはピッタリ的中! 正解は白身魚さん=元京アニ堀口悠紀子さんでした! 別名の方での、ややシークレット扱いでの掲載になっていましたね(ところで今スニーカー編集部と京アニってそんなに距離あるんですかね。普通、アニメ版を手がけた現京アニスタッフに頼みますよね。。)。

薔薇のマリア』『勇者であるシリーズ』のイラストレーター・BUNBUNさんは実の弟さんだそうです。お絵かき姉弟! でダブル掲載とは! スゴー。

なお肝心のイラストですが、後述のキャストコメントに隠れててあんまり見えない。。単品で商品化してほしい!

ただ、隙間からでも『射手座の日』『らき☆すた』で有名になったあの丸っこくてかわいいテイストは見て取れました。ナイス!

 

□アニメ版キャストコメント

平野さんが一番熱く、他メンバーも熱く、杉田さんだけはこざっぱり、といういつもの感じです。

読むまで特に気になっていたのが杉田さん。消失のガイドブックではかなりつっけんどんなコメントばかりだったのですが(多分インタビューの仕方が良くなかったんだと思いますが)、今回は…端的ながらも作品愛のあるコメントでとても嬉しかったです!! A2は有希ちゃんのラジオでも仰っていたのでかなり本心だと思います。A3はちょっと意外。そこでしたか…かなりキョンという役について真正面から受け止められているなと感じました。A4は最初ハルヒのところを読んで「えっ」と思ったけど、よく見たら3人娘全員にツン的なコメントをするというフォームで整えているし、古泉くんをオチに使うという安定の流れで、一種の芸だなと思いましたw 本編と同じく一種の叙述トリックですねw

以下、他のみなさんのコメントについて。

平野さんは全体的に思い入れいっぱいですが、特に面白かったのはA3。アニメ版制作陣も平野さんも高1の文化祭がハルヒの転機になったと理解されていて嬉しい。それだけに、変化後のハルヒの姿があまり映像化されていないのは惜しい…いい子なハルヒをもっとみんなに知ってほしい!

小野さんは全体的にちゃんとしたコメントで、ご本人の誠実さが垣間見えます! 特に良かったのはA4。古泉くんとキョンはお互い過度な干渉はしないクールな関係、とご理解のようで、まっこと納得です(だからこそ妄想がはかどってしまうんでしょうね)。

後藤邑子さんのコメント、A4は正直意外でした。そう理解されているのか…私ももっとみくるちゃんとキョンを引きつけて読んでみようかな、と思いました。ただ、それにしても「切ない」んですよね。。

茅原さんのコメントではA3が目を引きました。あそこは憂鬱長門なので演技が難しいところだったと思います。原作でも目を引くセリフだった上に劇場版では中盤でも提示されているある種長門のいちばん大事なメッセージなので、そこに思い入れを持ってくださっているのは嬉しいですね!

 

ハルヒ広告ページ

『七不思議オーバータイム』本編は一旦飛ばしてその後の広告ページ。「涼宮ハルヒはこれからも世界を大いに盛り上げます!」とのことだけど、告知されているのは既刊一覧と11月1日リリースの電子書籍版『ハルヒ百花』のみ。

ぶっちゃけ私が『七不思議オーバータイム』の次に期待していたのは新刊情報だったのですが、ここにないとなるとイベントでも期待できず(流石に雑誌に載せずにイベントで発表、は効率が悪すぎます。それくらいなら本に載せるでしょう)、新刊はしばらくお預けのようです。

そのことでしばらく「あー……新刊ないか……」とガックリきたのですが、よく考えたらもしここで『七不思議オーバータイム』『あてずっぽナンバーズ』『Rainy Day』『ハルヒ劇場1、2』を収録した『涼宮ハルヒの◯◯』が出てしまったらストックをほぼ使い切ってしまうため、多分その次はもうなさそう、となっていたと思います。未来に希望が残ってるほうがいいな、と思い直しました!

ちなみにスニーカーのサイトの該当ページには更新はない模様です。ザスニLEGENDもここに載せよう。

https://sneakerbunko.jp/series/haruhi/

 

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 ザ・スニ出張版

涼宮ハルヒの一手損角換わり』は一旦飛ばしてハルヒちゃん。絵柄は有希ちゃんっぽい最近のテイストではなく当時のハルヒちゃんにかなり寄せてある感じです。あと地味にヤスミちゃんもいるのがGood。

3本の4コマ漫画ですが、タイトルの並びを見て「アッ…」と気づきました。5年後には『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』15周年も祝ってあげないとね。。。

 

 □DMM GAMES×スニーカー文庫コラボページ

裏表紙にあったとおり、DMMのゲーム8作品とスニーカ文庫の作品がコラボです。カラーページにはかなりのいぢ先生っぽいハルヒの絵と、魔法使いっぽいオリジナルの服(だけどぱっと見いつもの服に見える)みくるちゃん&長門の絵、みくるちゃんとはっぴを羽織ったキョンの絵が載っていました。

あと、コラボ期間が11月5日から11月19日までとかなり短いのが気になりました。全部プレイできるだろうか…?

ハルヒは下記7作品に登場とのこと。多いよ!!

www.dmm.com

R18RPGだそうで、スニーカーからハルヒのみ参戦です。ハルヒも公式でR18コンテンツに参入か…どの程度のエロさかは分かりませんが、結構衝撃的です。

ちなみに上述の魔法使いっぽいみくるちゃんと長門の絵はこのゲームのものだそうで、エロくはないです。

 

www.dmm.com

全年齢対象の戦国系(とはいえ女の子いっぱい系)のRPG。はっぴのキョンはこのゲームの絵でした。キョンはアニメ版にかなり似ていたので嬉しいですね。ハルヒ以外に『ムシウタ』『レンタルマギカ』も参戦です。

 

www.idolwars.jp

アイドル育成×カードゲームとのこと。この作品に参入するのはハルヒのみ。やっぱりみくるちゃんをアイドルに育て上げたりするんだろうか…?

 

www.dmm.com

おとぎ話のヒロインたちで戦うRPGだそうで、これもR18のようです。スニーカーからはハルヒの他に『フリーライフ』『魔装学園H×H』が参戦。ハルヒ以外のキャラのゲーム内でのイラストが掲載されていましたが、結構可愛かったように思います。

 

www.dmm.com

戦国プロヴィデンスに似ていますがこっちはR18の模様。ハルヒ以外に『魔装学園H×H』『レンタルマギカ』が参戦です。

 

doax-venusvacation.jp

エロビーチバレーにハルヒと『魔装学園H×H』『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』が参戦。本作のみPCでのみプレイ可能です(他作品はスマホでもOK)。さらに、「※プレイアブルキャラクターとしては登場しません」ということなので、デドアラのシステム上でキャラが見られる、とかそんな感じでしょうか。

 

 

bg.funyours.co.jp

たくさんの女の子キャラを指揮して戦うRPG。『ランス』シリーズみたいな感じ?(喩えがオッサン) ハルヒのみ参戦。

ちなみに『ブレイヴガール レイヴンズxR』というゲームも出ていますが、こっちはR18だそうです。ハルヒがこっちにも出るのかは不明です。

 

コラボキャンペーンについて。ページ内のQRコードからキャンペーンサイトにも飛べました。既にいろいろ公開されています。サンプル動画の中に古泉くんもいますね!

dmmgames-sneakerbunko.com

 

キャンペーンが2つ紹介されていますが、ボイスを自由に組み合わせて動画をカスタマイズできる動画作成キャンペーンなるものが11月4日に始まるそうです。ということは、やはりオリジナルキャストが演じるのかな?

これは動画投稿すると抽選で5名に声優さんのサイン入り色紙があたります。景品は「ハルヒ/平野綾さん」「長門/茅原実里さん」「みくるちゃん/後藤邑子さん」「キョン&みくるちゃん/杉田智和さん&後藤邑子さん」「ハルヒ&長門&みくる/平野綾さん&茅原実里さん&後藤邑子さん」の全5種。ハルヒファン狙い撃ちなのはいいとして(それもすごいことだけど)、古泉ファン涙目、キョンみくファン大勝利ですね!

 

加えてツイッターフォロー&リツイートキャンペーンも実施。サイン色紙、むやみに多いですが小野さんのだけないんですね…そこは残念。

 

あと、ここで紹介されているツイッターキャンペーンは11月2日からいきなり始まるので、よく読んで下記アカウントをフォローしておくのが良さそうです! 日替わりサイン、2日はいきなり杉田さん×茅原さんです! 11月4日の平野さん模様チェックですし、5日の「原作者」が誰なのかも気になります!

twitter.com

 

ということでした。

ゲームについて気になるのは「R18要素とどう折り合いをつけるのか?」ってところと「声はどうなるのか?」ってところですね。後者は多分オリジナルだと思いますが、今度のイベントステージで話があるんじゃないかと思います。

前者に関しては、まあ避けてくるとは思いますが、かつてナディアやエヴァ脱衣麻雀ゲームを公式で出した会社もありますから、大穴でマジでエロ、という可能性もなくはありません。…まあ、ないと思いますけどね!(あっても嬉しいか? という問題もある)

あとストーリーはどうなるの? とかいろいろ気になりますが、11月4日のイベント後のお楽しみとしましょう。

 

□スニーカー情報局

イベント物販情報が紹介されていますが、先日のなますにに続き、サイン入りミニタオルくじの情報がないのが気になります。もしかして生産間に合わなかったとか…? 無事を祈ります。。

 

 □読者プレゼント

巻末のはがきを送ることで全22名のイラストレーターさんのサイン入イラスト色紙が各1名に当たります。ハルヒはもちろんいとうのいぢさんで、なんと珍しい消失ハルヒを描き下ろしです。これはレア!!

〆切は19年1月7日。要62円切手。応募ハガキには普通にアンケートもあり、「面白かった記事は?」「続編が読みたい作品は?」などに答えられ、自由解答欄もあります。

これは公式にハルヒプッシュができる大チャンス!! みなさん、色紙が要るか要らないかに関わらず、これは忘れないうちに必ず出しましょう!!

 

□第24回スニーカー大賞結果発表

ハルヒに直接関係がある記述はほぼないですが、谷川先生の講評が載っています。今回は大賞は出なかった模様。スニーカー大賞は大賞をあまり出さないことで有名ですね(ハルヒはその大賞を獲ったので話題になりました)。

金賞2作品は終始褒めていますが、他作品には厳しいコメントもしており、空気を読んだコメントが多い谷川先生にあって結構珍しい感じです。が、最終的なフォローは欠かしていないため特に悪い印象はなく、むしろいい新鮮です!

ちなみに一番意外だったのは欄外の「谷川氏はこの作品が人生で初めて読む「異世界転生もの」だった様子」という編集者コメント。マジか! 『オーラバトラー戦記』とか読んでると思ってた!(あれは厳密には異世界転生じゃないのか)

 

あと受賞者インタビューでは、金賞受賞作『彼が今日も貧乏ならば』の五木友人さんが小説を書くきっかけになった作品としてハルヒを挙げていました。ナイスガイ。

 

水の女神アクアが導く アナタの嫁、見つけまSHOW!!

スニーカーヒロインたちが「クール/活発」「貧乳/巨乳」でマトリクス分析されています。分け方、それ??

これによるとハルヒはやや巨乳/かなり活発、みくるはかなり巨乳/やや活発、長門はやや貧乳/極めてクール、となります。ハルヒの胸はもっと大きいと思います(図ではアクアより下)。

全体的に巨乳で活発なヒロインが多いというアクアの分析は一瞬意外でしたが、単にアクアが自分に寄せたコメントのようでもあります。

あと「編集者の嫁、聞いてみた。」コーナーでMF文庫J編集部の編集Kさんはハルヒが好みということでコメントを寄せています。納得感のあるコメントではありましたが、単にみんなでアクアをハブっているようでもありました。

 

□主人公適正判断

キョンっぽい選択を心がけると、普通にキョンになります。

 

水野良スペシャルインタビュー

ラノベは高校生や大学生が最初に手に取る小説であるべきだけど最近はファンが固定化しちゃってジャンルものっぽくなってるよね、という流れで、かつて誰もが手に取れた作品の例として『ロードス』『スレイヤーズ』に並んでハルヒの名前を出されていました。

 

□クリエイターズ・ナウ

谷川流(猫好き)先生のコメントが載っています。特に当たり障りの無いことのように思えましたが、唯一「スニーカー2002年6月号に掲載の第7回スニーカー大賞の選考委員のコメントがなかったら今の自分はなかった」という箇所が気になりました。

第7回といえばハルヒが大賞を獲った第8回の1回前で、『されど罪人は竜と踊る』など3作品が奨励賞を受賞、大賞や金賞は出なかったようです。どんなコメントが載っているんでしょう? 選考委員が誰かも含めて、後日調べてみようと思います。

 

□編集後記

今回の本は25周年の時にいなかった若手スタッフだけで作ったそうです。入れ替わりが激しいんですね! 今回ちょっとハルヒ推しがすぎるというか偏っているように思いましたが(ファンには嬉しいのですがロードスとかもうちょっとあっても…)、若い世代にとってハルヒがそれだけの作品なんだろうな、と思いました。

また、編集部ですら連絡先が分からなくなっている関係者もいるという箇所は考えさせられました。たった30週年でこれなのですから、TPP加入による著作権保護期間の延期、結局誰もが作品を使えなくなり、作品が日の目を見なくなる時代の幕開けじゃないですかね?(ハルヒ関係ありませんね、いや関係あるか)

編集者K氏はハルヒでオタクになりスト魔女で育ったそう。編集者ベ氏は北高卒業者で現在25歳くらいのようです。個人が特定できそうな気もしますが、それ以前に編集者もちゃんと名前だそうぜ。著者やイラストレーターさんたちを矢面に立たせちゃダメでしょ、あんたらが作った本だぜ!!(厳密にはコメントとリンクしていないだけで名前そのものは下の方にクレジットされていました/仕事で付き合いのある方の名前もあってビックリ)

 

 

以上です。

なんか感想というよりは紹介? みたいになってしまいましたが、読み込んでいくと結構発見があったように思います。このあともまた読み直してみたいと思います!

ハルヒ小説2作の感想はまた別記事で!

 

 

□過去の記事

haruhimemo.hatenablog.jp

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