涼宮ハルヒの覚書

涼宮ハルヒシリーズの小説・アニメ・その他関連することに関する覚書(メモ)です。

2015年9月28日現在秋葉原で見かけたハルヒ・有希ちゃんグッズメモ(新商品情報含む)。

掲題の通りですが、本日秋葉原のゲームセンターやホビーショップで見かけた「涼宮ハルヒの憂鬱」「長門有希ちゃんの消失」関連グッズについてメモしておきたいと思います。

なお、どこに何があったかはうろ覚えのため書いていませんが、購入予定などで知りたい方はご一報ください。思い出して個別に ご対応いたします。

 

長門有希ちゃんの消失関連

Tシャツ(http://www.yukichan-anime.com/goods/etc_fukuya.html)

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Tシャツはなんとか1か所で見かけましたが、よく見ると置いてあるシャツは「Classroom Crisis」って別のアニメのもの。ちゃんと景品だったのだろうか?

 

ぬいぐるみ(http://seganewsnavi.com/prize_goods_v3.php?id=K0Y100466&sk=&s=)

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「ハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみ」というシリーズもので、ラブライブ! のものなども数多く出ているみたいです。

これは結構どこのゲーセンやグッズ屋さんでも見かけました。来月10月には朝倉さんがラインナップ予定とのこと。グッズ屋さんでは現在1300円~1500円くらいで買えるようです。

さらに12月2週目にはマックスジャンボという企画でハルヒもラインナップ予定。上の方も疑問に思っていらっしゃいますが、調べたところマックスジャンボはハイパージャンボよりもかなりでかい模様です。 

以下マックスジャンボの例です。

ドラえもんは全高50センチ、マイメロは全長45センチとのこと。

12月にはこのレベルのクソでかいハルヒが日本中のゲーセンを席巻するのか! 胸が熱くなるな!!

 

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こんな感じで吊るされている長門も。不憫すぎる…

 

 

涼宮ハルヒの憂鬱関連

以下は旧作のグッズに関するものですので、かなり個人的なメモです。誰かの参考になりましたら幸いです。

涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ 激奏Ver. (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ 激奏Ver. (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

 

9500円くらいでした。髪の毛の造形が細く細かくてかっこよかったです。箱もかっこよかった。これは買ってもよかったかも。

確か3000円でした。首が怖い。

涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 水着ver (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 水着ver (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

 

中古箱なし1500円でした。長門にしてはグラマラスなバディでした。 

涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

 

2980円くらい。これはいつか買いたい。当時あまりのハイクオリティに恐れおののいたものです。

2000円弱でした。拡張セットとはいっても夏服ハルヒが丸々入っているのでかなりお買い得。上のと同じくクオリティも高いです。

涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

 

値段は見そこないました。箱が大きかったです。

figma 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ 中学生ver.

figma 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ 中学生ver.

 

figmaでは唯一、新品のお店で見つけました。まだハルヒ関連グッズが新品で店頭に並んでいるというだけでグッとくるものがあります。あ、既に購入済みですが出来はいいですのでオススメです!

その他figmaねんどろいどは中古であれば割と見かけるので割愛します。

みくるちゃんをプライズ屋さんで、ハルヒレンタルショーケースでみかけました。プライズ品にしてはいい出来でした。長門は見かけなかったなあ。

ガチャの古泉くん。一瞬買おうと思ったけどfigmaとかぶるのでスルーしました…

その他、アイドル姿の長門ゴスロリみくる、アニマルハルヒのガチャなども見かけました。何故かみくるちゃんだけよく似ていました。

涼宮ハルヒの憂鬱 ねんどろいど ぷち 涼宮ハルヒの憂鬱#02 BOX
 

 

涼宮ハルヒの憂鬱 ねんどろいどぷち 涼宮ハルヒの憂鬱#03 BOX

涼宮ハルヒの憂鬱 ねんどろいどぷち 涼宮ハルヒの憂鬱#03 BOX

 

ねんぷちは第2弾・第3弾の単品売りは割と見つけられました。第1弾は今回は見かけなかったかも。

P:キャラ 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ PC2014

P:キャラ 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ PC2014

 

今は懐かし、ピンキーストリートシリーズのハルヒも見かけました。ただ、ピンキーのキャラデザに寄せていたのであまりハルヒに似ておらず少々残念な感じでした。 

ちゅるやさん関連もいくつか見かけました。つーか、ちゅるやさん単独で商品化したりしてたのか。…アニメにもなってたし、してたな、そういや。 

 

きゅんキャラはホビーショップでぼちぼち見かけました。ノートセットも2つほど見かけた。その他のグッズは、フィギュア含めて見かけなかったな。前は結構いろんなところで見かけたんだけど。

 

□今回見つけたかったけど見つからなかったもの

涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ 学ラン ver. (1/8スケール塗装済み完成品)

涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ 学ラン ver. (1/8スケール塗装済み完成品)

 

昔は顔があまりにカエルっぽいので敬遠していましたが、最近になって原作イラスト風でいいなと思うようになりました。黄色カチューシャでないハルヒも珍しい。

今日、できれば実物が見たかったけど、Amazonでも現在クソ安いので、いっそ買ってしまってもいい気がしてきました(書きながら)。

hobby.dengeki.com

まさにこの画像のハルヒのパスケースがほしかったんだあ。でもありませんでした。ゲーセンにもないしホビーショップでも見かけません。Amazonにも無いようです。ちょっとでも欲しいと思ったら悩んじゃいけませんね。

あとこれはAmazon限定予約注文の話なので秋葉原にはないはずなのですが、Amazon長門有希ちゃんの消失の限定版DVDやブルーレイを予約すると、Amazon限定で複製原画がついてきます。ついている商品とついていない商品とでページが違うので要注意! 商品名のあたまに【Amazon.co.jp限定】と書いてあるやつが、ついているやつです。 

ハルヒのアップの複製原画は3巻の 特典だったのですが、予約し損ねて買い逃しました…もうAmazonにはありません。口惜しい… 以降8巻までハルヒ単独アップはないようです。ぐぎぎぎぎ。

 

 

以上のような感じでした。

秋葉原ハルヒの姿を見る機会もすっかり減ってしまい、すっかり寂しい時代になってしまいました。有希ちゃんがゲーセンにいるのは喜しいけど、やっぱりキョンハルヒの姿が見えないのはなんとも寂しい限りです。

ただ、今日いろいろ見ていても、艦これラブライブ! に紛れて、カードキャプターさくらおジャ魔女どれみなど、かなり古い作品の新商品もちらほら見かけました。

セーラームーンも最近元気ですし、ヤマトも見事復活したし、ガンダムやライダーは言わずもがなだし、ハルヒだってそのうちひょっこり再ブームが来るんじゃないかな? と思った次第です。

 

それまでグッズ展開的には寂しい時期が続くと思いますが、ファンの皆様の活動などはこうして日々ハルヒ関連情報を追っていても更新が追いつかないくらい元気です。

谷川さんや公式の動きがない以上しばらく静かな時代かと思いますが、ヤマトにもガンダムにもそういう時代はあったし、そんな時代もそれなりに楽しみたいと思います。

 

 

以下余談。

本日、いろんなところで艦これの大和改のフィギュアを見かけました。お値段1万円強。ボリュームとクオリティを考えれば妥当な値段だし、アーマーガールズプロジェクトはバンダイの美少女メカフィギュアシリーズとしてはいわばハルヒの後輩みたいなものだし、買ってしまおうかなとも思ったのですが、

代わりに来月末発売の金剛改を買って艤装をfigmaハルヒに取り付ければいいんじゃね!?(何が?)と思うに至り、買うのを我慢しました。 

 

COMPOSITE Ver.Ka ハルヒ☆隊長☆専用機 全領域汎用人型決戦外骨格

COMPOSITE Ver.Ka ハルヒ☆隊長☆専用機 全領域汎用人型決戦外骨格

 

このハルヒはアーマーガールズプロジェクトのご先祖様。美少女の造形が下手とされていたバンダイ製にして、オーパーツ的に自然な関節構造と奇跡のかわいらしさです。バニーハルヒfigmaと同スケールなので、メカが興味ない人にもオススメです。

長門はもちろん何故かキョンの妹まで発売したのに、みくるちゃんが発売されなかったことは今でも恨んで…もとい、今でも発売待ってます。

2008年2月15日放送WBS特集「ネット時代に”コピー”とどう向き合うべきか?」と「00年代を代表するアニメとは?」について。

YoutTubeにてハルヒ関連の動画を調べていたところ、掲題の動画にてハルヒの話題に触れているようだったのでメモがてらご紹介いたします。

 

□DVD涼宮ハルヒの憂鬱が何故北米で売れる?

www.youtube.com

2008年2月15日放送のワールドビジネスサテライト内の、アニメの動画共有サイトへの違法アップロードとそれを受けた角川の取り組みに関する特集でした。

一切プロモーション活動をしていない北米でハルヒのDVDが国内と同程度売れたことを受けて、現KADOKAWA取締役会長の角川歴彦氏がハルヒダンス動画など違法アップロード動画をチェックし、作品の拡散に貢献したという点で肯定的に捉えている様子が紹介されています。「基本的にテレビから録画したものをアップロードしている」というキャプションのシーンで流れている映像がどう見てもゲーム「涼宮ハルヒの戸惑」の映像特典だったりするのはご愛嬌。

このヒットを皮切りに、MADや違法動画を角川公認としたり、角川アニメチャンネルを設置したりするようになった、とのことです。

 

それから7年が経過した2015年現在、基本的に出版社(+映画会社)であった角川はニコ動(ドワンゴ)というメディア、スタジオジブリスタジオカラーというコンテンツ供給元、果てはバンタンという学校なども巻き込み、多メディア企業とも言うべき株式会社KADOKAWAとして巨大に成長しました。出版業界がシュリンクしていく中、非常にうまい形で多メディア化したように思います。

そのターニングポイントになったのが、TVアニメ、しかも地方局の深夜番組でありながら、YouTubeやニコ動という当時のニューメディアであった動画共有サイトをベースにヒットした「涼宮ハルヒの憂鬱」の内外&ネット上での成功だった、と考えていいと思います。

 

よく「(20)00年代を代表するアニメは何?」という問いがありますが、

 

-TVアニメのフィールドをネット上&海外に広げた

-作品と受け手の関係を双方向的なものにした*1

-上記2点を、ネットを介することによって同時間的(コンテンポラリー)なものにした

 

という点で、「涼宮ハルヒの憂鬱」が2000年代を代表するアニメと言って差し支えないんじゃないかと思っています(他にも評価すべき点はありますが)。

 

なお、「70年代のヤマトや80年代のガンダム、90年代のエヴァに比べればハルヒは並べるに値しない」というのもある面では首肯できますし、認知度や影響力という意味ではハルヒはそれらに数段劣ると思います。が、メディアがTVか劇場くらいしかなかった時代と単純な比較はできませんし、メディアや視聴者の趣向が多様化し個々の作品の影響力が小さくなったという点でも、21世紀的というか、2000年代的だと思います。

 

涼宮ハルヒの戸惑 公式ファンブック

涼宮ハルヒの戸惑 公式ファンブック

 

そういえばfigmaの第ゼロ弾も(超勇者)ハルヒでしたね。特典ではなく商品としての第1弾は長門。主人公やメインヒロインが第1弾じゃないなんて、それもすごい話だ。

figma 涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 制服ver.

figma 涼宮ハルヒの憂鬱 長門有希 制服ver.

 

 

*1:「MAD作成はほどほどにね!」というハルヒちゃんのセリフに顕著に表れています。

「エンドレスエイト解説動画(おおよそ原作準拠版)涼宮ハルヒの憂鬱」と、原作エンドレスエイトに関する雑感。

ハルヒ大好き筋で有名なあまてつさんが、ニコニコ動画エンドレスエイトの解説動画をアップされていましたので、夏の終わりということで見てみました。

あまてつさんによる解説を加えつつ、アニメ版エンドレスエイト全8話から原作の描写と符合する、またはそれに近いシーンをつなぎ合わせてアニメ1話分にまとめた動画になっています。原作では1回もループせずに終わるので、ある意味こっちの方が原作準拠の「真・エンドレスエイト」とも言えそうです。

 

また「久々にエンドレスエイト見てみたいけど、8回も見れねえよ!」という方にもオススメですw

 

エンドレスエイト解説動画(おおよそ原作準拠版)涼宮ハルヒの憂鬱 ‐ ニコニコ動画:GINZA

 

以下、エンドレスエイトに関する余談というか、個人的雑感です。

 

私が友人の勧めで一番最初に読んだハルヒ作品が、原作のこの短編でした。なので、エンドレスエイトには割と思い入れがあったりします。

原作では1回もループしないし閉鎖空間などの超常現象も出てこないので、エンドレスエイトだけ読むと、古泉くんや長門やみくるちゃんが共謀してキョンにホラを吹いていて、キョンもそれにノっている、とも読めちゃいます。実際、私は最初に読んだ時「この作品は、普通じゃないことをしたい高校生連中が集まって普通じゃないゴッコをしてるって話なのか?」と思ったものです。

また『キョンと同じく、私たち読者もこの現実が何回ループしていても感知することはできないので、もしかしたら私たちが普通だと思っているこの世界も、実は何回もループしているのかも?』と思わせる、小粋なSF短編だな、とも思いました。

 

以上のように、私はエンドレスエイトは、ループものっぽく見せかけつつ1回もループしないところに面白さの醍醐味があると思っているので、本当にループさせちゃったアニメ版は、個人的にはちょっと違うんですよね。。。なので、上記の1回もループしない版エンドレスエイト動画は、そういう意味でも原作準拠で好きです。

 

 

あの時「引っ越しで本を整理してるんだけど、これ面白いからあげる」と、エンドレスエイト収録の「涼宮ハルヒの暴走」をくれた友人の丹氏、ありがとう。

その時「せっかくくれるなら途中の巻じゃなくて1巻をくれよ」と言ったところ「いや、1巻は手放したくないし、ちょっと…それで我慢してくれ」と応えてくれたおかげで、そこまで言うならこの本は本当に面白いんだろうな、と思って読み始めました。その反応が無かったら、普段読書の習慣のない私は、そもそももらった本も読んでなかったかも。

丹氏、マジでありがとう。今何してるかなあ(本物の雑感)。

 

 

上記の通りエンドレスエイトは「涼宮ハルヒの暴走」に収録されていますが、角川のSF短編集にも載っています。ハルヒファンの皆さんも一旦頭の中を空にして、不思議に憧れる真人間高校生たちの不思議ゴッコの顛末として楽しむのも、オツかもしれません(そのために短編集に単独で掲載されてるのかも)。